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「九重・やまなみコース」とは?

九重“夢”大吊橋からタデ原湿原のある長者原を結ぶ11.1kmのコース。
大半は「阿蘇くじゅう国立公園」内を通り、筌の口(うけのくち)温泉周辺の渓谷や飯田高原、くじゅう連山の雄大さを実感できます。また、普段車では通ることができない未舗装路も多く、地元の方もこれまで見たことのない角度から景色を楽しめるのもオルレコースならではの醍醐味となっています。

コース説明

吊橋秋2

九重“夢”大吊橋(オプション)

長さ390m、高さ173mの‘天空の散歩道’と言われるこの橋は人道橋としては高さ、長さ共に日本一の吊り橋である。九重の自慢であるこの橋を見に車で来る観光客が多いので道を歩く前に是非立ち寄って見て頂きたい景色の一つである。九州最高峰のくじゅう連山を一目で眺めることが出来るこの橋は春には新緑、夏は爽やかな風、秋は紅葉、冬は幻想的な雪景色が広がり、四季折々違う九重の魅力を楽しむことができる。

【入場時間】
8:30〜17:00 (1~6、11、12月)
8:30〜18:00 (7~10月)
終了時間30分前に入場締切り
入場料:中学生以上500円、小学生200円、小学生未満無料
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筌の口(うけのくち)温泉

ノーベル賞受賞作家の川端康成が宿をとり執筆活動をしていた温泉郷。彼がここで構想を練った小説‘波千鳥’の中で飯田高原を「ほんとうに美しい夢の国がここに浮かんだような高原でした」と綴っている。
渓谷の水が静かに流れるこの温泉郷には1軒の温泉宿と地元が運営している共同浴場がある。
秋は紅葉が美しい。

筌の口温泉共同浴場
200円(小学生以下100円)
24時間利用可能(ただし清掃時間あり)
長者原

やまなみハイウェイ

九州屈指のトライブコースとして有名な「やまなみハイウェイ」。
通常は車窓から眺めていた広々とした飯田高原を自分の足で歩きながらくじゅう連山の景色をより近くで感じることが出来る。
写真-5

白水川の滝

くじゅう連山を源流にタデ原湿原を抜ける白水川。その川の最上流部には地元の方にも知られていない滝がある。温泉成分で褐色に輝く岩肌に流れる滝、そして周囲の自然が織り成す神秘的な雰囲気は、オルレコースを歩く人だけが感じられるパワースポットとなっている。
タデ原秋2

長者原・タデ原湿原

2005年にラムサール条約に登録された所で日本最大規模の湿地である。くじゅう連山と飯田高原が織り成す最高の景色を誇るだけでなく、様々な湿地植物が分布しており研究のために訪れる人も多い。
湿原内2.5kmほどの散歩道が造成されており、この道に沿って歩きながら自然植物を間近に観察することができる。